魔法少女まどか☆マギカ 第8話「あたしって、ほんとバカ」 レビュー

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魔法少女まどかマギカ 第8話のレビューをUPします。

いやぁ、本当に久しぶりのアニメ本編レビューになります。

最近、新商品の紹介や、届いたフィギュアのレビューばっかりで、magica.tvってアニメレビューなんてやってたの?? なんて思われていそうです。

そうなんですよ。実はアニメレビューもちょくちょくやってたんです。

(レビューというより、絶対領域なんかに注目したり、ほむほむを褒め称えているだけの駄文といいます)

ちなみに、気になる画像はクリックして頂いたら拡大するようになっています。

 

前回、だいぶ発狂なされたさやかちゃん。

今回は一体、どうなるのでしょう。

目が離せません。

 

さやか「やり方さえわかっちゃえば簡単なもんだね。これなら負ける気はしないわ」

音符というか楽譜がぽよんぽよんと沸いてきて格好が良い。

さやかは自分の痛みを無効化することを覚えたようだ。

そんな戦い方は絶対にあとで問題が起こる!! と、視聴者の皆さんも感付くことでしょう。

僕もそう感じで悲しくなりました。

そして、今後どうなるのか 更に気になり始めました。

 

さやか「あげるよ。そいつが目当てなんでしょ?」

せっかくGetしたグリーフシードを杏子に投げ渡すさやか。

なんと勿体無い事をするんだろう。

さやか「あんたに借りは作らないから。これでチャラ。いいわね」

借りは絶対に作らないというさやか。

かなり意固地になっているようです。

 

複雑な面持ちでさやかを見る杏子。

杏子はやっぱり、完全な悪役ではないようだ。

そして、僕の勝手な推測ですが、杏子はブラジャーをしてないように見えます。

まどマギの杏子は貧乳に見えるけど、おりこマギカの杏子は多少胸あるように見えます。

 

関連記事:BEACH QUEENS 水着を着た杏子の貧乳度はほむらを越えたのか!?

外部リンク: 魔法少女おりこ☆マギカ Vol.1 Vol.2

 

 

弱ってフラフラになっているさやかを悲しそうな目で見るまどか。

しかし、じっくり見れば見るほど、まどかは可愛いなぁ。

困ったり悲しんだり悩んだりしている表情が多いけど、まどかわいい。

まどかはフラフラになっているさやかに肩を貸し、帰宅することになりました。

 

なんという近未来的なバス停なんでしょう。

メチャクチャ格好いい。

 

まどか「さやかちゃん・・・ あんな戦い方、ないよ・・・」

笑うシーンじゃないのですが、セリフに笑ってしまった。

こんな とか そんな とか あんな とか、まどかはそういうしゃべり方なんだけど、なぜか笑ってしまったんだ。

 

まどか「痛くないなんて嘘だよ・・・ 見てるだけで痛かったもん・・・」

まどか「感じないから傷ついてもいいなんて、そんなのダメだよ・・・」

泣きながらさやかを心配するまどか。

優しい子だなぁと思う反面、魔法少女になって一緒に戦ってやれよ! という気持ちや、8話まで魔法少女になっていないのだから、最終回まで魔法少女にならない展開ってのも面白いなこれは。と思う、あくまで神の視点で見てしまう自分がそこにありました。

 

まどか「あんなやり方で戦ってたら、勝てたとしてもさやかちゃんの為にならないよ・・・」

まどかに顔を合わせられないさやか。

ただただ、さやかのことは心配なまどか。

心配だが、魔法少女になる踏ん切りは付かない。

揺れ動くまどかの心境。

 

さやか「あたしの為にって何よ・・・ 」

ソウルジェムを取り出すさやか。

さやか「こんな姿にされたあとで、何があたしの為になるっていうの?」

まどか「さやかちゃん・・・」

 

雨に写るさやかの太もも。

パンツが見えないか目を凝らしましたが、ガードは固かった。

見えそうで見えない。ずるい。

 

さやか「今のあたしはね。魔女を殺す、ただそれだけしか意味の無い石ころなのよ」

さやか「死んだ体を動かして、生きているフリをしてるだけ。そんなあたしの為に、誰が何をしてくれるっていうの。考えるだけ無意味じゃん」

まどか「でも私は、どうすればさやかちゃんが幸せになれるかって・・・」

 

 

さやか「だったらあんたが戦ってよ」

さやかちゃん、なんてことを言い出すんだ!

 

さやか「キュゥべえから聞いたわよ。あんた誰よりも才能あるんでしょ? あたしみたいな苦労をしなくても簡単に魔女をやっつけられるんでしょ」

まどか「私は・・・ そんな・・・」

さやか「あたしの為に何かしようっていうなら、まずはあたしと同じ立場になってみなさいよ。無理でしょ。当然だよね」

さやか「ただの同情で人間辞められるわけないもんね」

まどか「同情なんてそんな・・・」

 

もう、言ってる事が酷いよ、さやかちゃん・・・

半分騙されていたとはいえ、自分の願いを叶える為に魔法少女になったのに、まどかに八つ当たりなんて。

 

 

さやか「何でもできるくせに、何もしないあんたのかわりにあたしがこんな目にあってるのそれを棚にあげて知ったようなこと言わないで」

ああ・・・ さやかちゃんがどんどん嫌な子になっていく。

序盤の頃のちょっとお調子者のさやかとは別のベクトルでの嫌な子。

 

通常にストーリーを追って鑑賞していたら、さやかが嫌な奴になってきたなー。嫌な事言いやがって! となるのですが、泣いているまどかの心境を考えてみましょう。

何の因果か魔法少女になってしまった友人。

自分はさやかのことを心配に思っているけど、魔法少女になる踏ん切りは付かない。

さやかに対して申し訳ない気持ちはある。

しかし、本人から直接、しかも厳しい意見を突きつけられて、ただ泣く事しかできない。

このシーンは、さやかめ! 酷いな! と、捉える事もできますが、まどか可愛そうすぎ・・・ ともとれます。

 

この作品の展開上、まどかというキャラクターはやきもきさせるくらいの「もうちょっとしかっりしろよ!」 と思わせるようなキャラクターである事を求められ、 今のさやかには良くない事をやらかしているキャラクターである必要があります。

要するに今の2人は方向性の違うウザキャラでありまして、この段階でのすべての魔法少女を考えてみるとよくわかるのですが

 

まどか:はっきりしない。ウジウジしてる。魔法少女にならない。→ウザい

さやか:自分の運命を儚み、逆ギレし始めた。→ウザい

マミ:マミって死んでもたけど、ある種の自業自得。→ウザい

杏子:そもそも現段階では、まだ、半分敵対関係。→ウザい

ほむら:見た目が可愛い。僕の嫁。辛口で判定すると、理由はあるんだろうけど明かしていない事が多すぎ。→ウザい(でも僕は大好き)

QB:魔法少女じゃないけど、そもそも存在がウザい。

 

もちろん、キャラ愛や、作品愛はあります。それは前提として、ストーリー展開的には、全キャラ共通して、どこかが良い感じでウザいんですよねー。

人間臭いとか、どこか自分勝手というか。

この作品が面白い理由は、登場人物が全員良い子だから面白い。という類のものではなく(いや、全員良い子よ!)全員ウザくてそれが絡み合っているから面白いのではなかろうか。

 

杏子「どういうことだ、おい! こいつ漏らしてるじゃねーか・・・!」(そもそもこの場には居ない)

さやか「おしっこだと思った? 残念! 雨水でした!」(そんなセリフは無い)

さやかの絶対領域。

おしっこちびってるみたいに見えます。

 

インターネットで二次創作の作品を見ていますと、まどかのおしっこをほむらが集めているマンガのような、想像力豊かな作品を見ることができます。

それで? といわれても困ります。

のりで記事を書いているので、その時思ったことを書いているだけです。

 

ところで皆さん、おしっこには興味がありますか?

僕はおしっこにはそれほど興味はありません。

しかし、まどマギキャラのおしっこなら多少の興味はあります。

暁美ほむらのおしっこ買います。

 

見えそうで見えないパンツ。

一番くじ きゅんキャラワールドのさやかは白いパンツをはいていましたが、実際のさやかは何色のパンツをはいているのでしょうか。

 

関連記事:【阿鼻叫喚】まどか☆マギカの一番くじきゅんキャラをコンプするよ

 

常識的に考えて、女子中学生の所持しているパンツが白オンリーということは考えにくいと思います。

杏子はホームレスなので、親から買ってもらった白いパンツを大事に穿いている という考えもありですが、他の子はある程度は裕福な家庭に育っていて、真っ白のパンツ以外も所持していると思うんですよ。

白いパンツしかもっていない子というのは、男子でいうと、グンゼのブリーフしか持っていない。しかもパンツに太郎とか、マジックで名前を書いているようなものです。

想像してみましょう。真っ白なパンツしかもっていないほむら。

失くさぬようそのパンツには、暁美 ほむらと名前が書かれています。

そのシチュエーションは、ありですね。

(このシチュエーションは僕の勝手な想像です。実際のほむほむが白いパンツに暁美ほむらと名前を書いていることを保証するものではありません)

 

まどか「さやかちゃん!!」

さやか「ついてこないでよ」

衝撃を受けるまどか。

そして、このシーンの絵柄はいつもとちょっと違うけど、これもまた、良い。

 

思わず走り出すさやか。

さやか「バカだよ私・・・ 何て事言ってんのよ・・・ もう救いようがないよ・・・」

感情的になってしまい、まどかに酷い事を言ってしまった事を悔やんではいる。

まだ救いようはあるぞ!

 

グリーフシードがにごり始めています。

何らかのフラグ・・・っ!!

 

ここは僕の嫁のおうちです。

 

表札をご覧ください。

正真正銘、僕の嫁の家です。

通称ほむホームです。

 

どんな理屈なのかはわかりませんが、色んなもの宙に浮かんでいます。

雰囲気が格好良い。

電気は通っていると思うのですが、なぜかローソクに火が灯っています。

 

いつも何かを食べている杏子。

今回は割り箸を食べています。

 

ほむホームに集まり、ワルプルギスの夜対策の話し合いをしているらしい、ほむらと杏子。

ほむら「ワルプルギスの夜の出現予測は、この範囲」

杏子「根拠はなんだい?」

ほむら「統計よ」

杏子「統計?? 以前にもこの町にワルプルギスが来たなんて話は聞いてないよ? 一体何をどう統計したっていうのさ」

しかしそれには答えないほむら。

過去にこの町に来たことがないワルプルギスの夜。

しかし、統計はあるという。

どのような予測方法なんだろうか。

 

麺をすする杏子。

なんと、杏子は割り箸を食べていたわけではなく、カップ麺を食べていたのだった。

太さからいって、カップうどんだろうか。

もしくは、伸びに伸びたカップラーメンだけど、食いしん坊の杏子がラーメンが伸びるまで待つとは到底思えない。

 

しかし、めちゃくちゃかっこいいな。

色んな魔女の図鑑のようなものの内容をスクラップして表示しています。

 

杏子はいつも何かしら食べているなー。

なのに太る気配も、おっぱいが大きくなる気配もない。

だが、それが良い。

 

このカップヌードルの元ネタは、マルちゃん 赤いきつねだそうです。

なるほど。杏子のイメージカラーは赤。

だから、食べているのは赤いきつね。なるほどねー。

 

外部リンク: 赤いきつねうどん

 

 

杏子「お互い信用しろだなんていえる柄でもないけどさ。もうちょっと手の内を見せてくれたっていいんじゃない?」

QB「それは是非、僕からもお願いしたいね」

突然現れた糞QB。

 

杏子「どのツラ下げてでてきやがった、てめぇ」

怒れ! この白い鬼畜をこてんぱにしてやってくれ!

 

QB「やれやれ。招かれざる客ってわけかい? 今夜は君達にとって重要なはずの情報を知らせに来たんだけどね」

招かれざる客というか、こいつさえいなければみんなは・・・ って感じなんだけど、なんらかの情報を持ってきたらしい。

 

QB「美樹さやかの消耗が予想以上に早い。魔力を使うだけでなく、彼女自身が呪いを生み始めた」

確かにさやかはもう、なんというか、フラグがビンビンにピンコ勃ちしてる状態だからなー。

 

杏子「誰のせいだと思ってんのさ」

完全な魔法少女にならなくても、ソウルジェムから槍だけ取り出せたりするんですね。

ということは、巴マミなら銃を出す事ができるわけか。

 

QB「このままだと、ワルプルギスの夜が来るより先に、厄介な事になるかもしれない。注意しておいたほうがいいよ」

杏子「なんだそりゃ?? どういう意味だ?」

QB「僕じゃなくて彼女に聞いてみたらどうだい?」

QB「君ならすでに知っているんじゃないかな。暁美ほむら」

 

QB「やっぱりね。どこでその知識を手に入れたのか、僕はとても興味深い。君は・・・・・・」

ほむら「聞くだけのことは聞いたわ。消えなさい」

暗闇へと消えていくキュゥべえ。

ほむらは敵なのか、QBが敵なのかわからなくなってきました。

QBは何か企んでいそうであるし、ほむらは何かを知っている。

 

杏子「ほっとくのかよ。あいつ」

ほむら「あれを殺したところで何の解決にもならないわ」

杏子「それよりも美樹さやかだ。あいつの言ってた厄介ごとってのはなんなんだ?」

 

ほむら「彼女のソウルジェムは、穢れを溜め込みすぎたのよ。早く浄化しないと、取り返しのつかない事になる」

 

やはり、さやかの状況はかなり悪いようだ。

何とかしてさやかを助ける流れになればいいのだけれど。

 

次の日、教室にて。

さやかの机です。

美樹さやか – 欠席 と表示されています。

かっこいい机だなぁ。

 

まどか「あの時、追いかけなきゃだめだったのに・・・」

昨日のことを思い出して悔やむまどか。

アップの顔の目がいいなぁ。

何度も言っていますが、僕はまどマギのこの、目を斜線でパステル調を表現しているところが大好きなんです。

この手の目、流行ったらいいのになー。

 

放課後、上条と仁美が一緒に歩いていました。

糞上条!!

ビッチ仁美!!

さやかがあああああああああ!!!!

 

 

上条「でもさ。志筑さんって帰る方角はこっちなんだっけ」

仁美「えぇ。本当は全然逆方向ですわ」

仁美はさやかに遠慮し、1日の猶予を与えた。

そして、1日経ち、とうとう実行に移そうとしている。

 

上条「え。じゃあ今日はどうして?」

上条は何も知らないし、気づいてもいない。

本人にはまったく悪意はないのだ。

さやかのおかげでもう一度ヴァイオリンを演奏できるようになったことも、もちろん知らない。

でも、展開的に上条を嫌いにならざるを得ないし、ここで仁美を選んだら、ドラクエ5で結婚相手にフローラを選んだ奴のように未来永劫、鬼畜の烙印を刻まれ続ける事になる。

 

仁美「上条君にお話したいことがありますの」

やるのか!? 告白するのか!?

さやかに自分のできる範囲での筋は通した。

仁美は仁美で戦っているともいえる。

 

さやかを心配し、マンションを訪ねるも、さやかは不在。

寂しそうな表情のまどか。

さやかを探しに向かうのであった。

 

タイミング良く(タイミング悪く)仁美と上条の行動を見ているさやか。

たまたま見かけたのだろうか。

それとも、尾行していたのであろうか。

 

寂しい。

悲しい。

むなしい。

そんな気持ちしか浮かんでこないといった表情。

 

さやかが貴重な祈りを使い、上条の怪我を治した。

しかし、当初マミは、そういう祈りの使い方はよくないと諭した。

思えばマミは、こういう結末になることを感付いていたのではないだろうか。

QBとの契約は奇跡を呼ぶが、同時に悲しい結末も待っているということを。

 

あかん。もうあかん。

さやかが壊れてしまう。

 

壊れてしまいました。

目がもう、逝ってしまっています。

 

イヌカレー空間で使い魔と戦うさやか。

目がもうね。いってしまってて・・・

自暴自棄になってしまっています。

 

さやかちゃん、大暴れ。

めちゃくちゃに暴れまわっています。

 

死んだ魚のような目をしています。

見ていて悲しくなってくる。

何とか助け出せないものなのだろうか。

 

と、そこに僕の嫁ほむらがやってくる。

ほむら「ただでさえ余裕がないのだから、魔女だけを狙いなさい」

グリーフシードがないと大変なことになるようだが、さやかは魔女を優先的に狙うということはせず意地になって使い魔と戦い続けているみたいだ。

さやか「うるさい。大きなお世話よ」

ほむら「もう、ソウルジェムは限界のはずよ。今すぐ浄化しないと。使いなさい」

さやかにグリーフシードを投げ渡すほむら。

 

その貴重なグリーフシードを・・・

 

後ろ蹴りで蹴っ飛ばすさやか。

なんてことするんだ!

ほむらがせっかくくれたのに!

僕ならありがたく貰うし、家宝にするし、クンカクンカするし、ペロペロします。

さやか「今度は何を企んでるのさ」

 

怒ったほむら!

怒った顔も可愛い。

 

ほむら「いい加減にして。もう人を疑ってる場合じゃないでしょ。そんなに助けられるのが嫌なの?」

さやか「あんた達とは違う魔法少女になる。あたしはそう決めたんだ」

さやか「誰かを見捨てるのも、利用するのも、そんなことをする奴らとつるむのも嫌だ」

さやか「見返りなんていらない。あたしだけは絶対に自分の為に魔法を使ったりしない」

 

あくまで意地を張り続けるさやか。

もう、余り時間は残されていそうにもないのに。

 

ほむら「あなた・・・・・・ 死ぬわよ」

 

さやか「あたしが死ぬとしたら、それは魔女を殺せなくなったときだけだよ」

さやか「それってつまり用済みってことじゃん。ならいいんだよ」

その場に倒れこむさやか。

さやか「魔女に勝てないあたしなんて、この世界に要らないよ」

 

ほむら「ねぇ、どうして。あなたを助けたいだけなの。どうして信じてくれないの?」

さやか「どうしてかなぁ。ただ、なんとなくわかっちゃうんだよねぇ」

 

さやか「あんたが噓つきだってこと」

さやか「あんた、何もかも諦めた目をしている。いつも空っぽの言葉をしゃべってる」

さやか「今だってそう。あたしの為とか言いながら、ほんとは全然別なこと考えてるんでしょ」

さやか「ごまかしきれるもんじゃないよ。そういうの」

 

さやかは感付いている。

ただの親切心で、ほむらがさやかを助けようとしているわけではないということを。

 

 

ほむら「そうやって、あなたはますますまどかを苦しめるのね」

さやか「まどかは・・・ 関係ないでしょ」

ほむら「いいえ・・・ 何もかもあの子のためよ」

 

ここでまどかの名を出してくるほむら。

まどかを何らかの形で利用しようとしているというのか。

というか、初見を思い出しながらレビューを書くのが大変になってきた。

結構きついです。

 

 

何がなんだか分からず、唖然とするさやか。

まったく予想外だったのだろう。

僕にもほむらの言っていることがまったく理解できない。(棒読み)

 

ほむほむ変身シーン。

ほむほむのスカート!

足!

 

ほむほむの胸。

とってもちっさくて、僕需要を満たしています。

エフェクトが綺麗。

 

顔。めっちゃ可愛いお顔。

100点満点で120点の可愛さ。

それが、明美ほむら。

ほむらの魔法少女の衣装は、制服とイメージが似ているから微妙だと思っていた時期が俺にもありました。

でも、見ているうちにどんどん素敵に思えてきた。

ほむほむ、僕まっしぐら。

 

ほむほむの盾。

ほむほむ、変身完了!

 

びびってるさやか。

え、なにするの って感じでしょうか。

 

怒ったほむらは迫力満点。

ほむら「あなたって鋭いわ。えぇ。図星よ」

ほむら「私はあなたを助けたいわけじゃない。あなたが破滅していく姿をまどかに見せたくないだけ」

ほむら「ここで私を拒むなら、どうせあなたは死ぬしかない」

脅しほむらも素敵。

 

ほむら「これ以上、まどかを悲しませるくらいなら・・・ いっそ私が・・・」

 

ほむら「この手で、今すぐ殺してあげるわ」

ほむら「美樹さやか!」

なんと! 本気でいってるのか、ほむほむ!!

 

そこに、三節棍的なものが絡みつく。

そういえば、巴マミのリボンにも絡まってたなぁ。

ほむらは緊縛プレイが好きなのかもしれない。

 

杏子「おい! さっさと逃げろ!!」

ほむらを捕まえ、さやかを逃がす杏子。

杏子は急に、良い奴になってきたというか、デレ始めてきたなぁ。

杏子「正気かてめぇは。あいつを助けるんじゃなかったのかよ」

舌っ足らずなしゃべり方、良い。

ほむら「離して」

杏子「なるほどね。こんな風にとっ捕まったままだと、あの妙な技も使えないってわけか」

 

突然、かっちょいい盾のシャッターが開き・・・

 

盾の中から手榴弾がでてくる。

 

口で安全装置のピンを引き抜くほむら。

この仕草がかっこいいんだよなー。

そして可愛い。

 

この手榴弾は爆弾ではなく、閃光弾だったようで、爆発もなく、ほむらはその場から姿を消した。

 

 

電車でうなだれるさやか。

そこに、乗員の話し声が聞こえてくる。

ホストA「言い訳とかさせちゃだめっしょー。稼いできた分はきっちり全額貢がせないと。女ってバカだからさぁ、ちょっと金持たせとくと、すぐ、くっだらねぇことに使っちまうからねえ」

ホストB「いやぁ、ホント、女は人間扱いしちゃだめっすねぇ。犬かなんかだと思ってしつけないとねぇ。あいつもそれで喜んでるわけだし。顔殴るぞって脅せば、まず大抵は黙りますもんね」

 

落ち込んでるさやかに、こんな酷い会話を聞かせるとか、魔まマ製作スタッフも酷い・・・

 

ホストA「けっ。ちょっと油断すると、すぐ付け上がって籍入れたいとかいいだすからさぁ。甘やかすの禁物よ」

ホストA「ったく、てめーみてえなキャバ嬢が、10年後も同じ額稼げるかってーの。身の程わきまえろってんだ、なぁ?」

ホストB「捨てるときがさぁ、ほとんとウザいっすよねぇ。その辺、ショウさん上手いから、うらやましいっすよ。俺も見習わないと」

 

ちなみにこのセリフ、電車に乗っている虚淵氏が実際に聞いた内容らしい。

魔法少女モノにキャバ嬢だとか、ホストだとか、捨てるだとか・・・

 

さやか「ねぇ。その人のこと聞かせてよ。今あんた達が話してた女の人のことを、もっとよく聞かせてよ」

ホストB「お嬢ちゃん、中学生? 夜遊びは良くないぞ」

ある程度良識的なことを言うホスト。声のトーンからして本気の煽りではないようだし、本当のDQNではないのかもしれない。

 

さやか「その人。あんたの事が大事で、喜ばせたくて頑張ってたんでしょ。あんたにもそれがわかってたんでしょ」

さやか「なのに犬と同じなの? ありがとって言わないの? 役に立たなきゃ捨てちゃうの?」

ホストA「なにこいつ? 知り合い??」

さやか「ねぇ・・・ この世界って守る価値あるの? あたし何の為に戦ってたの? 教えてよ・・・」

さやか「今すぐあんたが教えてよ・・・ でないと、あたし・・・」

 

さやかが魔法少女になったきっかけは、上条のヴァイオリンをもう一度聴きたい。

それだったのだけど、魔法少女になってからのさやかは、わけ隔てなく、人々の為に魔女や使い魔と戦い続けた。

しかし、そこまで苦労してまでやり遂げなくてはいけないものだったのか。

自分の努力が報われない事に対し、怒りを感じずにはいられなくなった。

 

 

さやかのスカートと太もも。

相変わらずパンツ見えねぇ!

たまには見せてくれよー!!

 

なんか、黒ーくなってきました。

めっちゃ悪のオーラっぽい。

 

 

目がもう逝ってます。

これはもうダメかもわからんね。

 

上条のヴァイオリンをもう一度聴きたいと願ったさやか。

その瞳には楽譜が。

一体どうなってしまうんだ。

 

場所変わって公園。

次はまどかの勧誘にやってきたのか、QB。

QB「きみも僕の事を恨んでいるのかな」

まどか「あなたを恨んだら、さやかちゃんを元に戻してくれる?」

QB「無理だ。それは僕の力の及ぶことじゃない」

 

まどか「ねぇ。いつか言ってた、私がすごい魔法少女になれるって話。あれは本当なの?」

QB「すごいなんていうのは、控えめな表現だ。きみは途方もない魔法少女になるよ。おそらくこの世界で最強の」

まどか「私が引き受けていたらさやかちゃんは魔法少女にならずにすんだのかな」

QB「さやかは彼女の願いを遂げた。その点についてまどかは何の関係もない」

まどか「どうして私なんかが・・・」

QB「僕にもわからない。はっきりいって君が秘めている潜在能力は理論的にはありえない規模のものだ。誰かに説明して欲しいのは僕だって一緒さ」

QB「きみが力を解放すれば奇跡を起こすどころか宇宙の法則を捻じ曲げることだって可能だろう。なぜ君一人だけがそれほどの素質を備えているのか。理由は未だにわからない」

 

まどかがすごい魔法少女というのは、根拠のないお世辞ではないようだ。

まぁ、魔法少女まどか☆マギカというタイトルが付いているくらいなのだから、まどかは最強であってしかるべきなのですが。

 

QB「まどか。君は望むなら万能の神にだってなれるかもしれないよ」

まどか「わたしなら・・・ キュゥべえに出来ないことでもわたしならできるのかな」

まどか「わたしがあなたと契約したら、さやかちゃんの体を元に戻せる?」

QB「その程度、きっと造作もないだろうね。その願いは君にとって、魂を差し出すに足るものかい?」

まどか「さやかちゃんの為なら・・・」

 

魔法少女になったらあかんよ、まどか!

この白い鬼畜は腹黒いぞ!

 

可愛い動物っぽい仕草をしているところがイライラしてくるぜー。

まどか「いいよ! 私、魔法少女に」

ここでようやく、主人公である鹿目まどかが契約する。

ここからが本番かーと思ったら・・・

 

QB穴だらけ!!

良い! これは実に良い!!

こんなスカッとするシーンがあったなんて思っていなかったよ。

 

犯人は僕の嫁(暁美ほむら)でしたー。

 

まどか「ひどいよ・・・ 何も殺さなくても!」

ほむら「あなたは・・・ なんであなたは・・・ いつだって、そうやって自分を犠牲にして・・・ 役に立たないとか、意味がないとか、勝手に自分を粗末にしないで! あなたを大切に思う人の事も考えて!」

そう。まどかはウジウジと悩んでいる、アニメ的にはちょっとウザいキャラではあるんだけど、本心から色々悩み、友達を大事に思っているのです。

 

ほむら「いい加減にしてよ! あなたを失えばそれを悲しむ人がいるって、どうしてそれに気づかないの! 」

まどかを失えば悲しむ人。

まどかが死ぬと、少なくとも僕は悲しみます。

 

ほむら「あなたを守ろうとしていた人はどうなるの!?」

水玉に映るほむらは、本当に悲しそうな顔をしている。

 

泣き崩れるほむら。

泣きほむらもかわいい。

ほむほむが可愛くなくなるなんてありえない。

おばあちゃんになっても可愛いはず。

っていうか、おばあちゃんにならないはず。

 

まどか「ほむらちゃん・・・ 私たちはどこかで・・・ どこかで会ったことあるの? 私と」

ほむら「それは・・・」

ほむらとまどかはどこかで会ったことがある。

1話の最初のまどかの夢の中にも、戦うほむらの姿はあった。

 

まどか「ゴメン・・・ 私、さやかちゃんを探さないと・・・」

って、泣いてるほむらになんて事を!!

これは非道! まさに外道。

 

ほむら「待って・・・ 美樹さやかはもう・・・」

さやかはもう、死亡フラグの関係で・・・

 

そんなことはお構い無しに、ほむらを放置し走り出すまどか。

まどか「ゴメンね・・・」

ほむら「待って・・・!」

 

そもそも、ほむらはまどかにかなり親切にしてくれていたはずだ。

マミさんがマミった時、さやかと杏子が殺しあいを始めたとき、まどかがさやかのソウルジェムを投げ捨てたとき。

色々世話になっているのに、気にせず走り出すまどかはさすがに酷い。

もちろん、それだけさやかのことを心配しているということではあるんだけど、ここでほむらに一緒にさやかを探してくれるように頼むような選択肢はなかったのだろうか。

 

ほむら「マドカァ!!」

追いかけることもできず、その場に泣き崩れるほむら。

無敵と思われたほむらが始めてその弱さを見せたシーンでした。

 

QB「無駄なことだって知ってるくせに。懲りないんだなぁ、君も」

QB「変わりはいくらでもあるけど、無意味に潰されるのは困るんだよね。勿体無いじゃないか」

って、QB、邪悪すぎるだろう。その登場の仕方は。

さっき死んだのにもう復活とは。

 

ベンチに転がるQBの死骸を食べ始めるQB。

 

一応口で食べる事もできるようだ。

背中でも食べられるんだから便利な体だなぁ。

しかも、食べる速度が異常にはえぇ! まさに、QBまっしぐら。

 

QB「君に殺されたのはこれで二度目だけれど、おかげで攻撃の特性も見えてきた。時間操作の魔術だろ? さっきのは」

QB「やっぱりね。なんとなく察しはついてたけれど。君はこの時間軸の人間じゃないね」

ほむら「お前の正体も企みも、私はすべて知ってるわ」

QB「なるほどね。だからこんなにしつこく僕の邪魔をするわけだ。そうまでして鹿目まどかの運命を変えたいのかい?」

 

やはりQBは何かを企んでいるようだ。この時点でほぼ確定した。

少なくとも正義の手助けをしているわけじゃない。

 

 

ほむら「えぇ。絶対お前の思い通りにはさせない。キュゥべえ・・・ いいえ」

 

ほむら「インキュベーター!」

うおおおおおおおおお!!

このシーン熱い!!

インキュベーターをもじってキュゥべえだったのか。

インキュベーター(incubator)

  • インキュベーター (incubator) インキュベーター (生物学) – 温度を一定に保つ機能を有する装置。元来は孵卵器のこと。
  • インキュベーター (起業) – 上記から転じて、起業に関する支援を行う者。広義には既存事業者の新規事業を含む起業支援のための制度、仕組み、施設。
  • テレビアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』の登場キャラクター、キュゥべえの役割名。

引用元:ウィキペディア

 

3行目はまぁ、見なかった事にして、2行目の新規事業を含む起業支援のための制度、仕組み、施設。

これは、魔法少女になるということを起業に見立てたらぴったりくるんじゃないだろうか。

魔法少女になる子の支援を行う。

それがインキュベーター。

 

場所は変わって、駅のホーム。

杏子「やっと見つけた。あんたさぁ、いつまで強情張ってるわけ?」

さやか「悪いね。手間かけさせちゃって」

杏子「なんだよ。らしくないじゃんかよ」

さやか「別にもう、どうでもよくなっちゃったからね。結局あたしは一体なにが大切で、なにを守ろうとしてたのか。もう何もかもわけわかんなくなっちゃった」

 

杏子はほむらに殺されそうになったさやかを助けたあと、心配になったのか、さやかのことを探していたようだ。

もはやこの時点で杏子がウザいキャラではなくなってしまっている。

いつの間にか良い子になってる。

最初は敵なのに、いつからか仲間になっているっていうのは、アニメでの展開ではある種のパターンとして存在しますが、さやかはすごく自然に良い子になったよな。

 

さやかもさやかで、杏子のことをもう、邪魔な奴だとは思っていないし、 ひょっとしたら仲良くなりたいと思っているのかもしれない。

さやかもデレはじめてきたか。

 

さやか「希望と絶望のバランスはさ。差し引きゼロだって。いつだったか、あんたは言ってたよね。今ならそれ、よくわかるよ」

さやか「確かにあたしは何人か救いもしたけどさ、だけどその分、心には恨みや妬みが溜まって。一番大切な友達さえ傷つけて」

杏子「さやか! あんたまさか・・・」

さやか「誰かの幸せを祈った分、他の誰かを呪わずには居られない。あたし達魔法少女ってそういう仕組みだったんだね」

 

さやかは他の誰かを・・・ おそらく、仁美のことを呪ってしまったんだろう。

最初は仁美を呪い、そして、人間全体を呪い、自分の運命を呪った。

 

 

泣きながら杏子の方に振り向くさやか。

 

さやか「あたしって、ほんとバカ」

自分の間違いに気づき、認め、涙を流しながら笑うさやか。

杏子が来てくれた。その安堵感がこの表情をさせた理由に違いない。

 

しかし、さやかの涙がソウルジェムに当たった瞬間、周囲があわただしくなる。

 

杏子を吹き飛ばし・・・

 

ソウルジェムが砕け・・・

 

グリーフシードに変化する!!

 

杏子「さやかー!!!!」

吹き飛ばされまいと必死にしがみつく杏子。

真剣そのものの表情でさやかの名を叫ぶ。

それはもう、敵としてではなく、友達や仲間に対しての叫びだ。

 

そして、QBのアップ。

QBは独り言をつぶやく。

QB「この国では、成長途中の女性の事を少女って呼ぶんだろ? だったら、やがて魔女になるきみ達の事は」

QB「魔法少女と呼ぶべきだよね」

 

インキュベーター。

それは、 孵卵器のことでもある。

魔法少女という卵から、魔女を孵化させる孵卵器。

 

QBさん、マジ、真っ黒っす。

次回も見逃せない!!

 

というわけで、第8話のレビューを終ります。

実は僕はこの時間軸の人間ではなくて、何度もこの世界を繰り返しているのですが、初見を思い出して書くのは大変ですね。

初見を思い出しながら頑張って書いてるレビューという認識で優しく見守ってくださいませ。

色々繋がりが変なところや、わざとらしいところもでてきますが、堪忍してください。

 

長文を最後まで見てくださいまして、ありがとうございました。

この記事の画像引用元:(C)Magica Quartet/Aniplex・Madoka Partners・MBS
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再配布・譲渡・販売はご遠慮願います。

 

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