魔法少女まどか☆マギカ 第9話「そんなの、あたしが許さない」 レビュー

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魔法少女まどか☆マギカ 第9話のレビューを始めます。

前回、魔女になってしまったさやか。

今後どうなっていくのでしょうか?

今回は杏子の変身シーンも大特集してしまいます。

杏子ファン、必見ですよ。

開始早々、劇団イヌカレー空間です。

非常にかっこいいです。

 

不思議なイヌカレーの世界。

 

楽譜の空間です。

 

雰囲気かっこいいです。

音楽もかっこいいです。

 

突如現れた魔女空間につれてこられた杏子。

 

空から降ってきたさやか。

 

人魚の魔女、オクタヴィア(さやか)

さやかちゃん、変わってしまったけど、見滝原の赤いリボンはつけたままです。

 

落ちてくるさやか(死体)を抱っこする杏子。

 

杏子「なんなんだよ! てめー一体なんなんだ!! さやかに何をしやがった!!」

さやかのソウルジェムから生まれた魔女は、杏子に襲い掛かってくる。

 

ほむら「下がって」

突如助けに現われる、僕の嫁ことほむほむ。

やっぱり、ほむらは頼りになるなー。

 

ほむら「つかまって」

杏子「何を??」

ほむら「いいから」

ほむらの手につかまる杏子。

その直後、ほむらの盾が作動し、魔女の動きが止まる。

 

杏子「こいつは・・・」

ほむら「私から手を離したら、あなたの時間も止まってしまう。気をつけて」

杏子「どうなってるんだよ。あの魔女はなんなんだよ」

ほむら「かつて美樹さやかだったものよ。あなた、見届けたんでしょう?」

 

あくまで魔女になったのはさやかのソウルジェム(グリーフシード)から生まれたものであって、さやかの死体には何の影響もないようだ。

 

 

杏子「逃げるのか・・・?」

ほむら「嫌ならその余計な荷物を捨てて、今すぐあの魔女を殺しましょ。できる?」

杏子「ふざけるな!」

ほむら「今のあなたは足手まといにしかならない。一旦引くわ」

 

さやかの死体を余計な荷物呼ばわり。

相変わらずほむらは冷たいけど、杏子はすごく良い人になってきてるなあ。

 

 

こんな夜中になってもさやかを探し続けるまどか。

ほんと、とぼとぼ歩いてるような、そんな表情。

何を思って線路を探していたのかは不明だが、杏子とほむらに合流する。

 

まどか「さやかちゃん!? さやかちゃん!! どうしたの!?」

さやかの死体に駆け寄るまどか。

 

さやかが死んで大変なことになっているのに、なんとかわいい顔をしているんだろう、ほむらは。

こんなに暗いストーリーなのにかわいい顔のほむら。

 

ほむら「彼女のソウルジェムは、グリーフシードに変化したあと、魔女を生んで消滅したわ」

まどか「うそ・・・・・・ だよね・・・・・・?」

ほむら「事実よ。それがソウルジェムの最後の秘密」

 

半ばパニック状態のまどか。

言葉も出ない杏子。

 

 

ほむら「この宝石がにごりきって黒く染まるとき、私たちはグリーフシードになり、魔女として生まれ変わる」

ほむら「それが、魔法少女になった者の逃れられない運命」

 

つまり、魔女をすべて倒してしまうとグリーフシードを入手することはできなくなり、ソウルジェムを浄化することはできなくなる。

すると、魔法少女は魔女として生まれ変わる。

ぐるっと一周回ってくるイメージなのかな。

 

 

まどか「嘘よ・・・ 嘘よ・・・ ねぇ・・・ ねぇ・・・」

 

電車が横を通り過ぎる光源の加減がなんとも雰囲気を出してる。

 

 

まどか「さやかちゃん・・・ 魔女から人を守りたいって・・・ 正義の味方になりたいって・・・ そう思って魔法少女になったんだよ・・・?」

ほむら「その祈りに見合うだけの呪いを、背負い込んだまでのこと。あの子は誰かを救った分だけ、これからは誰かを祟りながら生きていく」

 

まさに悪循環。負のスパイラルといえる。

 

 

杏子「てめーは・・・ 何様のつもりだ。事情通ですって自慢したいのか!? なんでそう得意げに喋ってられるんだ」

杏子「こいつはさやかの親友なんだぞ!!」

 

さすがに怒り出す杏子。

ほむらは顔は異常にかわいいのに、言うことは冷酷。

杏子は一体どうしてしまったんだろう。

悪人キャラだったのに、知らぬ間に良い人になってきている。

 

 

まどか「うぇひひひ。さやかちゃんのおっぱい~」(そんなセリフはありません)

 

泣き崩れるまどか。

 

ほむら「今度こそ理解できたわね。あなたが憧れていたものの正体がどういうものか」

ほむら「わざわざ死体を持ってきた以上、扱いには気をつけて。うかつな場所に置き去りにすると、後々厄介なことになるわ」

杏子「てめー! それでも人間か!!」

 

 

ほむら「もちろん、違うわ」

ほむら「あなたもね」

 

魔法少女はいずれ魔女になる運命。

ほむらはそれを知っていた。

 

 

QB「入っていいかい? 話があるんだ」

まどか「生きてたのね」

まどか「ほむらちゃんが言ってたこと・・・ 本当なの?」

QB「訂正するほど間違ってはいないね」

まどか「じゃあ、あなたはみんなを魔女にする為に魔法少女に?」

QB「勘違いしないで欲しいんだが、僕らは何も人類に対して悪意を持っているわけじゃない。すべてはこの宇宙の寿命を延ばすためなんだ。」

QB「まどか。君はエントロピーって言葉を知ってるかい? 簡単に例えると、焚き火で得られる熱エネルギーは木を育てる労力と釣りあわないってことさ」

QB「エネルギーは形を変換するごとにロスが生じる。宇宙全体のエネルギーは目減りしていく一方なんだ」

 

いきなり突拍子も無い話になってきたけど、これは熱い展開。

焚き火で得られる熱エネルギーは木を育てる労力とは釣りあわない。

なるほど。って一瞬感心しそうになるけど、それで?? とも思ってしまう。

けど、こういうちょっと強引なこじつけ的な展開のストーリーは嫌いじゃないです。

 

 

QB「だから僕たちは、熱力学の法則に縛られないエネルギーを捜し求めてきた」

QB「そうして見つけたのが・・・」

 

QB「魔法少女の魔力だよ」

 

もう、こいつ、邪悪なんてもんじゃないな。

すべての諸悪の根源。

顔見てるだけで腹が立ってくる。

 

 

まどか「あなたは、一体・・・」

QB「僕たちの文明は知的生命体の感情をエネルギーに変換するテクノロジーを発明した」

QB「ところがあいにく、当の僕らが感情というものを持ち合わせていなかった」

QB「そこでこの宇宙の様々な一族を調査し、君達人類を見出したんだ」

QB「人類の個体数と繁殖力を鑑みれば、一人の人間が生み出す感情エネルギーは、その個体が誕生し成長するまでに要したエネルギーを凌駕する」

QB「君達の魂はエントロピーを覆すエネルギー源足りうるんだよ」

QB「とりわけ最も効率がいいのは、第二次性徴期の少女の希望と絶望の相転移だ」

QB「ソウルジェムになった君たちの魂は、燃え尽きてグリーフシードへとかわるその瞬間に膨大なエネルギーを発生させる」

QB「それを回収するのが、僕たち、インキュベーターの役割だ」

まどか「わたし達、消耗品なの・・・? あなた達の為に死ねっていうの?? 」

QB「この宇宙にどれだけの文明がひしめき合い、一瞬ごとにどれほどのエネルギーを消耗しているのかわかるかい?」

QB「君たち人類だって、いずれはこの星を離れて僕たちの仲間入りをするだろう。その時になって枯れ果てた宇宙を引き渡されても困るよね。長い目で見ればこれは君たちにとっても得になる取引のはずだよ」

 

第二次性徴期を無駄におっきくしてみました(照)

感情を持ち合わせていなかったということは感情という存在も知らないのに、それをエネルギーに変換するテクノロジーを発明したってどういうことだろう。

感情という物がもしあったら。という仮説の元、様々の星を調査し、人類を発見したということなんだろうか、この宇宙人は。

 

 

まどか「ばかいわないで・・・ そんなわけのわからない理由でマミさんが死んで、さやかちゃんがあんな目にあって・・・ あんまりだよ・・・ ひどすぎるよ・・・」

QB「僕たちはあくまで君たちの合意を前提に契約しているんだよ。それだけでも十分に良心的なはずなんだが」

まどか「みんなだまされてただけじゃない!!」

QB「騙すという行為自体、僕たちには理解できない。認識の相違から生じた判断ミスを後悔するとき、なぜか人間は他者を憎悪するんだよね」

まどか「あなたの言ってること、ついていけない。全然納得できない」

QB「君たち人類の価値基準こそ、僕らは理解に苦しむなぁ。今現在で69億人。しかも、4秒に10人づつ増え続けている君たちが、どうして単一個体の生き死にでそこまで大騒ぎするんだい?」

まどか「そんな風に思ってるなら、やっぱりあなた、わたし達の敵なんだね」

QB「これでも弁解に来たつもりだったんだよ。君達の犠牲は、どれだけ素晴らしいものをもたらすか理解してもらいたかったんだが。どうやら無理みたいだね」

まどか「当たり前でしょ・・・」

 

QBは嘘はついていないけど、本当に大事な事を話していなかった時点で、詐欺師に近いよなー。

単一個体の生き死にでそこまで大騒ぎするんだい? っていうのは面白いテーマ。

自然界では種の存続が第一条件だから、多くの生物は自分たちが存続できるような最善の行動をとるようにDNAにインプットされている。

例えば、僕は独身なのですが、僕に子供が1人、2人出来たとしたら、もう、僕の仕事は終っているといえて、そこから先は死んでいてもいいし、生きていても良い。

人類という大きな視点で見るとそうなる。

 

もちろん、そうは割り切れず、長生きしたいし仲の良い人が死んだら悲しい。それが人間。

宇宙という視点で物事を見るQBと、まどかの話が噛み合うわけがない。

 

 

QB「まどか。いつか君は、最高の魔法少女になり、そして最悪の魔女になるだろう」

QB「その時僕らは、かつて無いほどの大量のエネルギーを手に入れるはずだ」

QB「この宇宙の為に死んでくれる気になったら、いつでも声をかけて。待ってるからね。」

 

最高に極悪な捨て台詞吐いて去っていくQB。

 

 

場所変わって、ホテルの一室。

QB「そうまでして死体の鮮度を保って一体どうするつもりだい?」

 

杏子はさやかの死体に力を使い、腐らないようにしているようだ。

 

杏子「こいつのソウルジェムを取り戻す方法は?」

QB「僕の知る限りでは、ないね」

杏子「そいつは、お前が知らない事もあるって意味か?」

QB「魔法少女は条理を覆す存在だ。君たちがどれほどの不条理を成し遂げたとしても、驚くには値しない」

杏子「出来るんだな?」

QB「前例は無いね。だから僕にも方法はわからない。あいにくだが助言のしようがないよ」

 

杏子、良い子確定。

さやかの死をまだ受け入れてはいない。

魔法少女ならあるいは、さやかを死の淵から救うことが出来るかもしれない。

 

 

杏子「いらねーよ。誰がてめーの手助けなんか・・・ 借りるもんか!」

 

しかし、肉まんだの、から揚げだの、お菓子だの、食べすぎでしょう。

一人でどれだけ食うのかと。

もちろん、この商品は万引き的ななにかで手に入れたのだろうか。

袋に入ってるからお金は払ってるのかもしれないけど、そのお金の入手方法は・・・

謎です。

 

まどかと仁美が一緒に登校している。

仁美「それにしても、今日もさやかさんはおやすみかしら。あとでお見舞いに行くべきでしょうか」

仁美「でも・・・ 私が行っていいのか。今、ちょっと、さやかさんとはお話ししづらいんですが・・・」

 

元はといえば悪気はないとはいえ仁美が上条に告白するとか言い出したから、さやかがあんな目になったのだけどなぁ。

やっぱりビッチといわざるを得ない。

 

 

杏子(昨日の今日でのんきに学校なんて行ってる場合かよ)

テレパシーでまどかに話しかけてくる杏子。

 

杏子(ちょっと話がある。顔貸してくれる?)

まどか「仁美ちゃん、ごめん。今日はわたしも学校お休みするね」

 

学校をサボって杏子に会うまどか。

 

 

杏子「美樹さやか。助けたいと思わない?」

 

助けられるのだろうか。

でも杏子はすでに良い子になっているので、何かを騙そうとしたりはしていなさそうだ。

 

 

まどか「助けられる・・・の?」

杏子「助けられないとしたら、放っとくか?」

杏子「妙な聞き方しちゃったね。バカと思うかもしれないけど、あたしはね、本当に助けられないのかどうか、それを確かめるまで諦めたくない」

杏子「あいつは魔女になっちまったけど、友達の声ぐらいは覚えてるかもしれない。呼びかけたら人間だった頃の記憶を取り戻すかもしれない」

杏子「それが出来るとしたら・・・ 多分、あんただ」

 

杏子はさやかに、自分を投影しているんだろうなぁ。

そして、藁にもすがる気持ちでまどかにこの話を持ちかけてきた。

やれるだけのことやりたい。

諦めるにはまだ早い。

そんな気持ちなんだろう。

 

 

杏子「もしかして、あの魔女を真っ二つにしてやったらさ、中からグリーフシードのかわりにさやかのソウルジェムがぽろっと落ちてくるとかさ」

杏子「そういうもんじゃん? 最後に愛と勇気が勝つストーリーってのは」

杏子「あたしだって、考えてみたらそういうのに憧れて魔法少女になったんだよね。すっかり忘れてたけど、さやかはそれを思い出させてくれた」

杏子「付き合いきれねーてんなら無理強いはしない。結構危ない橋を渡るわけだしね」

杏子「あたしも、絶対何があっても守ってやるなんて約束はできねーし」

まどか「ううん。手伝う。手伝わせて欲しい」

 

いつの頃からか心が荒んでしまった杏子。

さやかとの出会いがきっかけになって、昔の気持ちを思い出した。

人の為に戦うといったさやかが結果的に自分の為に戦い、自分の為に戦うと言っていた杏子が結果的に人の為に戦う。

深いぜ、まどマギ。

 

 

まどか「わたし、鹿目まどか」

杏子「たくもう、調子狂うよな、ほんと」

まどか「え?」

杏子「佐倉杏子だ」

 

久々の笑顔のまどかちゃん。

めっちゃかわいい。

普通にチュウしたいレベル。

 

文字だとわからないけど、杏子の声優の演技もすごい。

すごく優しい語り方になってるんだよ。

 

 

杏子「よろしくね」

 

握手のかわりに、うんまい棒を渡す杏子。

 

 

まどか「・・・うん?」

うんまい棒を渡されてきょとんとする超絶かわいいまどか。

 

ほむら「すみません。気分が優れませんので保健室へ」

こっちは超絶かわいい、僕の嫁ほむほむ。

学校を休んでいるまどかに異変を感じて学校を抜け出した。

 

いつも何か食べてる杏子。

今回は団子。

団子大家族ですね。

 

まどか「ほむらちゃんも、手伝ってくれないかな・・・?」

杏子「あいつはそういうタマじゃないよ」

まどか「友達じゃないの?」

 

ほむらの涙も見たまどかは、まだどこかで、ほむらとも一緒に仲良くできるのではないだろうかと考えている。

しかし、杏子はほむらに対して疑問を抱いている。

 

 

杏子「違うね。まぁ利害の一致っていうか、お互い一人じゃ倒せない奴と戦う為につるんでるだけさ」

杏子「あと何日かしたら、この町にワルプルギスの夜が来る」

まどか「ワルプルギス?」

杏子「超弩級の大型魔女だ。あたしもあいつも、多分一人じゃ倒せない。だから共同戦線っていうか、まぁ要するにそういう仲なのさ」

 

あくまで、ワルプルギスの夜を倒すために一時的に組むだけのつもりのようだ。

建物の中に侵入していく2人。

 

 

杏子の返信、始まるよー!!

 

すごくスピーディーに・・・

 

服を脱いでいきます。(というか服どっかいきました)

 

僕達の興味はもちろん・・・

 

パイオツなのです!!

 

乳房が見たいです。

 

背中さすりてー!!

 

おい、エフェクト邪魔だよ!

見えないよ!!

 

おへそはみえるのになー。

おへそ舐めたい。

 

くっそー!!

黄色とピンクの光源、うぜぇ。超うぜぇ。

しかし、杏子は貧乳のイメージだったけど、まどかやほむらよりはおっぱいおっきい気もするんだよなー。

Waveの水着フィギュアが相当貧乳に作られているからそういうイメージがあるだけなのか。

 

関連リンク:BEACH QUEENS 水着を着た杏子の貧乳度はほむらを越えたのか!?

 

 

1本の筋が見えますが、これはなんでしょう。

映ってはいけないものが映ってしまったのでしょうか。

 

服装着!!

 

地味にこの、お尻がナイス。

 

こちらの尻もいいものですよ。

 

ちらりと覗く、絶対領域。

 

杏子、変身完了です。

 

さっきまで食べていた団子の串なんだけど、太すぎないか(笑)

 

串を投げたら・・・

 

LoVE Me Doの落書き。

わたしを好きになってください。

上条に対する気持ちなんだろう・・・

 

そんな思いのこもった落書きに向かって串は飛んで行って・・・

 

直撃。

やっぱこの串でかすぎると思う。

わたしを好きになってください>任せろ!! って感じなのかなー。

 

このシーンのまどかの顔、お母さんの洵子そっくりだなぁ。

さすが親子です。

 

杏子「さて、改めて聞くけど、本当に覚悟はいいんだね?」

まどか「いつもわたし、後ろからついていくばっかりで。役に立ったこと一度もないけど」

まどか「でも、お願い。連れていって」

 

役立つどころか、さやかを殺しかけたこともあるまどか。

僕の嫁がいたから大事には至らなかったけど、どっちにせよその後の展開で大事に至りました。

さやかの不幸度合いは凄い。

さやかは上条が好き>上条といえば当麻>当麻は不幸。

なるほど。

その幻想をぶち殺すどころか、さやかが不幸を移されてぶち殺されてしまったわけですね。

まぁ、脱線はそれくらいにして。

 

 

やはり、杏子はまどかに比べたらだいぶ背が高いね。

まどかより背が高いのだから、まどかよりおっぱいがおっきくても不思議ではない。

 

まどか「ねぇ・・・ 杏子ちゃん。誰かにばっかり戦わせて自分で何もしないわたしって、やっぱり卑怯なのかな」

杏子「なんであんたが魔法少女になるわけさ。舐めんなよ? この仕事はね、誰にだって務まるもんじゃない」

 

まどか「でも・・・」

杏子「毎日うまいもん食って、幸せ家族に囲まれて、そんな何不自由ない暮らしをしてる奴がさ、ただの気まぐれで魔法少女になろうとするんなら」

 

杏子「そんなの、あたしが許さない」

杏子「いの一番にぶっ潰してやるさ」

杏子「命を危険に曝すってのはな、そうするしか他に仕方ない奴だけがやることさ。そうじゃない奴が首を突っ込むのは、ただのお遊びだ。おふざけだ」

まどか「そうなのかな・・・」

杏子「あんただっていつかは、否が応でも命がけで戦わなきゃならない時が来るかもしれない。その時になって考えれば良いんだよ」

 

第9話のタイトルにもなっている、そんなの、あたしが許さない。

このセリフは、第3話の「もう何も怖くない」と対を成しています。

 

まどかが魔法少女になることを喜んだマミと、魔法少女になることを叱った杏子。

まるで正反対です。

しかも、マミと杏子は、まどか達がQBと出会うより前に、一緒に魔法少女コンビを組んでいたという。

すべての結果が何らかの意味を持っているとしか思えない。

 

詳しいお話はドラマのレビューで!!

関連記事:まどかマギカ ドラマCD フェアウェル・ストーリー レビュー

 

 

魔女の結界内部。

さやかの思い出らしき物が水槽の中に映っています。

杏子「気づかれた!! 来るぞ!!」

 

音楽がまた、かっこいいんだよー。

オーケストラの演奏です。

 

無数のヴァイオリン演奏者を引き連れた・・・

 

美樹さやかちゃん!!

今は人魚の魔女 オクタヴィア フォン ゼッケンドルフという戒名を頂いています。

 

鎧に包まれ、ピンクのネクタイを身につける元さやか。

1話の会話に出てきた、モテるピンクのリボンなのか。

考えれば考えるほど切ない。

 

杏子「いいな。打ち合わせ通りに」

まどか「う、うん!」

 

まどか「さやかちゃん。わたしだよ。まどかだよ」

 

必死に語りかけるまどか。

 

 

まどか「ねぇ・・・ 聞こえる? わたしの声がわかる?」

 

旧さやかが攻撃態勢に入る。

 

杏子「怯むな。呼び続けろ」

 

まどか「さやかちゃん・・・ やめて・・・ お願い、思い出して。こんなことさやかちゃんだって嫌だったはずだよ!」

まどか「さやかちゃん、正義の味方になるんでしょ! ねぇお願い! 元のさやかちゃんに戻って!!」

必死に。

本当に必死に訴えかけるまどか。

 

杏子「聞き分けがないにも、ほどがあるぜ! さやか!!」

まどか「杏子ちゃん!?」

 

オクタヴィアの放った大量の車輪が杏子に直撃。

 

杏子「大丈夫・・・ この程度、屁でもねぇ・・・ あんたは呼び続けろ・・・ さやかを・・・」

 

 

杏子(は。いつぞやのお返しかい? そういえばあたし達、最初は殺しあう仲だったっけね)

ヤバイ! 杏子が回想というか思い出話を始めた!

 

杏子(生ぬるいって。あの時あたしがもっとぶちのめしても、あんたは立ち上がってきたじゃんかよ)

 

青はさやか。

さやか色の絵の具が・・・

 

杏子(怒ってんだろ。何もかも許せないんだろ)

赤は杏子。

杏子色の絵の具と混ざり合い・・・

 

杏子(わかるよ・・・)

2色が絡み合う演出。

 

杏子(それで気が済んだら、目覚ましなよ。)

じゃーっと流れてきたと思ったら・・・

 

杏子が大量出血してた!!

痛そうなシーンだけど、演出がうますぎてしびれた。

ほんと、センスあるわー。

 

天井まで吹き飛ばされる杏子。

 

オクタヴィアは腕を伸ばし、まどかを握り締める!!

 

これはエヴァンゲリオンで、渚カヲルの頭ちぎれるシーンじゃないか!?

まどかまでマミるのか!? まどかる!?

 

まどか「さやかちゃん・・・・・・ お願いだから・・・・・・」

 

 

杏子がオクタヴィアの腕を槍で真っ二つにし、まどかを助け出す。

まどからなくて良かったー。

 

杏子「さやかー!!」

杏子「あんた、信じてるって言ってたじゃないか! この力で人を幸せにできるって!」

 

 

しかし、オクタヴィアは大暴れし、コンサートホールはばらばらに崩れ去った。

 

杏子「頼むよ神様・・・ こんな人生だったんだ」

 

 

杏子「せめて一度ぐらい、幸せな夢を見させて」

 

おおおおおおお!!!!

糞上条じゃないか!

さやかは自分の空間の中に、自分専用の楽団を作り出していたとか、切な過ぎるんですが・・・

LoVe Me Doといい、リボンといい、上条楽団といい、細かい仕掛けが切なさを何倍にも膨れ上がらせる。

 

そこに、我らがほむほむ到着。

後ろにはちゃっかり上条。

 

ほむら「杏子・・・」

 

 

ほむら「あなた・・・・・・」

 

このほむらの声は、いつものように冷たいものではなかった。

悲しんでいる。心配している。

そんな感じの声だ。

 

杏子「その子を頼む。あたしのばかに付き合わせちまった」

 

杏子はさやかと戦ったときにも生み出した結界を作り出し、中にはいってこれないようにする。

 

杏子「足手まといを連れて戦わない主義だろ。いいんだよ。それが正解さ」

杏子「ただひとつだけ、守りたいものを最後まで守り通せばいい」

 

杏子は死ぬ気だ。

まどかをほむらに任せて。

ほむらはまどかのことを本当に守りたいと思っていて、それに気づいたかのようだ。

 

杏子がただひとつだけ守りたいものとはなんだろう。

さやかか、あるいは、人の為に戦う自分の気持ちか。

そのどちらでもあるのかも知れない。

 

杏子「ふふ。なんだかな。あたしだって、今までずっとそうしてきたはずだったのに」

 

なんと安らかな顔をしているんだ。

 

こんな良いシーンで申し訳ないけど。

ワキフェチさんにお勧めの、今週のワキ画像です。

存分にペロペロするといい。

 

髪をほどいた杏子。

 

髪留めが宙を舞い・・・

 

ナイスキャッチ。

 

杏子「行きな。こいつはあたしが引き受ける」

 

 

杏子「心配すんなよ、さやか。一人ぼっちは、寂しいもんな」

杏子「いいよ。一緒に居てやるよ。さやか」

 

普段は胸元で光っているソウルジェムを髪留めに移動させ、キッスする。

おそらく、すべてのエネルギーを髪留めに集中させたのだろう。

 

そして、その髪留めを投げつけ・・・

 

髪留めごと、槍で切りつける。

 

ソウルジェムにヒビが入り・・・

 

杏子「自己犠牲呪文(メガンテ)!!」

 

きらーん。

 

どかーん。

杏子はさやかと共に死んでいく事を選んだ。

なんだかちょっと展開が強引な気もするけど、切ないなー。

 

ほむら「杏子・・・・・・」

悲しそうな声でつぶやく僕の嫁だった。

 

ほむら「佐倉杏子には、本当に美樹さやかを救える望みがあったの?」

QB「まさか。そんなの不可能に決まってるじゃないか」

ほむら「なら、どうしてあの子を止めなかったの」

 

マジでこの外道QB、何とかしてくださいよ・・・

 

QB「もちろん、無駄な犠牲だったら止めただろうさ。でも今回、彼女の脱落には大きな意味があったからね」

QB「これでもう、ワルプルギスの夜に立ち向かえる魔法少女は君だけしかいなくなった。もちろん、一人では勝ち目なんてない」

QB「この町を守るためには、まどかが魔法少女になるしかないわけだ」

 

嘘はついてないだけで、本当のことは言ってない。

杏子に死んで欲しくて、そういう態度をとっていたわけだ。

ウンコふみそうになってるの気づいてるのに、教えてあげないみたいな。

 

 

ほむら「やらせないわ・・・! 絶対に!!」

がんばれ、ほむほむ!!

 

で、これがオリジナルEDです。

最後に仲良くなれた杏子とさやか。

せめてもの救いかな。これが。

 

で、杏子のおっぱいなんですが、やっぱり、まどかよりはだいぶ大きいですね。

Bカップかな。

さやかはCカップくらい。

 

見えそうで見えない、さやかのパンツでした。

 

当記事で使われている画像の引用元:(C)Magica Quartet/Aniplex・Madoka Partners・MBS

引用されている画像及び、動画の著作権は各権利所有者に帰属致します。

再配布・譲渡・販売はご遠慮願います。

 

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